責めた人が近づく

責めると孤独になる。

それは責めるのは、自分の思い通りにならないものはいなくなってしまえと思って責めているから。

だから、責められたものは自分の存在が否定されたように感じる。

何か責めた人に近づいてはいけないように感じて、距離を取るようになる。

しかも、責めたものは責めたもので、何か自分が悪いことをしてしまったように感じて、相手が自分のことを良くは思っていないかのように感じて近づけなくなる。

結果的に責めたことで人は離れてしまう。

本当は責めた人は、人に離れて欲しくない。

誰よりも孤独になることが嫌なのに、責めることで孤独になってゆく。

そうやって、責めたことで人が離れると、それが不安でまた責めてしまう。

だから、余計、人が離れてゆく。

本当は責めていながら、相手に対して近づいてきて欲しいと思っている。

自分は間違っていましたと自分から近づいてきてくれる人を求めている。

でも、そんな人はなかなかいない。

だから、仏教から言ったならば、責めた人が人に歩みよらなければならない。

さっきは怒ったけど悪かったと責めた人自ら近づいてゆく。 

そうしなければ、人は、自分から離れてゆく。

責めることが悪いことではない。責めた後、自ら近づいてゆかないことが悪いのです。

孤独になりたくなければ、自ら近くことを覚えてゆかなければならないですね。

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