幸せな人は嫌なことがあっても見捨てるという心が起きない

相手から冷たい言動を取られると、心の中では、こんな悲しい思いになるなら、この人を見捨てたいという心が起きる。
もちろん実際に見捨てるという行動に移ることはないのだが、見捨てたいという心が起きるのは、自分の中にそういう心があるからであり、ちょっとのことで、すぐに相手を見捨ててしまう、そんな自分は冷たい人間なんだと思います。
この見捨てるという心は、嫌なことがあった時に、その嫌なことを起こした相手を切ってしまえば、楽になるという考え方。
それは、そのまま独りで生きてゆけると思っている心でもある。
でも、そんな心では幸せにはなれない。それは嫌になったら見捨てればいいと思っている心は、他人は最後は見捨てるものだと思っている心でもあり、孤独な心であるからです。
この孤独な心を持っている人は、いつも心は自分しかなく、どんなに人に囲まれても、いつも心は孤独な人なんだと思います。
幸せとは、分かちあうもの。だから、幸せな人はいつも心の中に人がいる。どんなに苦しくても、辛くても、一人の方が楽だとは思わず、この人たちと一緒に生きてゆこうと思う。
そりゃあ、人と一緒にいたら、苦しいこともありますよ。でも、その中、一緒にやって行こうと最後まで見捨てるという選択肢を選ばないのが、幸せな人だと思います。
そんないつも人と一緒に生きていきたいと思えるような幸せな人になりたいものです。

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