すべては自分の蒔いた種

自分にやってくるもの。
それは究極的な所、自分が心で思い続けたものが自分に返ってくるのだと感じる。
だから、苦しいと感じることがあったとしても、それは自分と接する人もこんな気持ちになっていたんだということであり、この苦しみは人の痛みを知るご縁だと思って受け止める。
それが大事なことだと思います。
自分と接する人がどんな気持ちになっているか分からないものが私たち。
でも、人の気持ちが分からなくても、自分が今感じていることを見れば、人の気持ちも分かる。
だから、よくなぜ自分がこんな目に遭わなくてはならないのかという人がいるが、それは自分が今まで人に対して、そんな気持ちにさせてきたからであり、その時、相手がどんな気持ちでいたか分からなかったから、今、自分がその人の立場になって結果を受けているのです。
だから、どんなに苦しいことがあったとしても、これも自分の蒔いた種と思えば、心も楽になる。
自分と接してきた人がいつもこんな気持ちになっていたんだと思えば、こんなに苦しい思いにさせてきたのに、気づかなかったと反省できる。
自分が苦しい思いをした分だけ、人にも優しくなれる。
すべては自分の蒔いた種だと思えば、自分にやってくるご縁はすべて自分を成長させてくれるご縁となるのですね。

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