苦しい時は愚痴を吐きたい。
その時、自分の愚痴を聞いてくれる人は自分にとって大事な存在であることに気づかなければならない。
だから、本当ならば、自分の愚痴を聞いてくれてありがとうと感謝の言葉を言ってもいい。
でも、私たちはなぜか自分はこんなにも頑張っているから、相手は愚痴を聞いてくれて当然だと思ってしまう。
でも、そうやって他人を軽く見ると、その報いで、自分も馬鹿にされているように感じる。
それは誰から馬鹿にされている訳ではないけど、いつも自分の存在を馬鹿にされているように感じる。
だから、馬鹿にされたくないと思って頑張るし、自分は馬鹿にされるような人間ではないと思って振る舞う。
でも、馬鹿にされたくないという思いは、そのまま自分のことを馬鹿にされているように感じる所から起きてくるもの。
だから、本当は馬鹿にされたくないと思ったならば、他人を馬鹿にすることを止めないといけないのに、自分が他人のことを馬鹿にしている自覚もないから、馬鹿にし続けてしまう。
馬鹿にされたくないと思ったならば、それは他人から馬鹿にされないように振る舞うことではなく、他人を馬鹿にしないようにすることに心がけないといけませんね。
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