カニの教訓

こんにちは、上田です。
読んで頂き有難うございます。
子供の頃、さるカニ合戦のカニはいい人だと思っていました。
でも、最近、このカニには重要な教訓が教えられているように
感じるようになりました。
カニは、初めに柿の実が食べたくて
柿の種を蒔いて
「早く芽を出せ柿の種、出さぬとハサミでちょん切っちゃうぞ」
とせかしました。
すると、切られたくない柿はぴょっと芽を出しました。
すると、カニは柿の芽に対して
「早く木になれ柿の芽よ、出さぬとハサミでちょん切っちゃうぞ」
「早く花咲け柿の木よ…」
「早く実になれ柿の花…」
次々とせかして、柿の実を食べようとしました。
でも、そうやって、急げ、急げ、早く、早くと柿の木を育てた結果、
おいしいところを持っていったのは、そばに通りかかったサルだったのです。
そこで、思うのですが、これって人材育成の大事な教訓を教えているのじゃ
ないかなって思うんです。
このカニさんは、
「早く、早く」とせかしながら、思い通りにならないと
「ハサミでちょん切るぞ」と罰を与えています。
そして、柿の実という結果を得ることしか考えていません。
そうやって人を育てている人は、結局、おいしいところは
他の人にもっていかれて、痛い思いをしなければならないって
教えているんだな~って思いました。
人は温かい気持ちで待ち続けていくことによって
育っていくんじゃないかなって思います。
思い通りにならなくても、罰を与えるのではなく、
相手の成長を一緒になって楽しむ、心のゆとりを持ちたいですね。
あかりライダー(小)
あかりライダー

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