自己否定から離れるには

自分の存在を否定的にしか見れない人は、どうしたら肯定的に見ることができるようになるのか?
この人が自分の存在を否定的に見てしまうのは、自分の基準でダメな人を否定してきたから。否定すると、自分が思うように出来ない時に否定されているように感じて、ちょっとしたことでも、否定されているように感じてしまう。
だから、自分の基準でダメな人がいても、その人のことを否定するのではなく、こんなことになるのは仕方ないんだと許してあげることが大切。
否定されるのが、怖い人ほど、自分はまわりの人のことを否定しながら、否定していることに気づいていない。
もちろん機嫌がいい時は、仲良くするのだが、機嫌が悪くなると手のひらを返したように、冷たくなる。そして、人のことをズバッと切っている。
このように自分の機嫌によって他人に対する態度が180度変わるから、相手も変わるように思えて、安心して付き合えない。
人が怖くなるのである。この不安を無くすには、機嫌が悪く冷たくしてしまった時には、あの時はごめんねと謝ること。
謝ることによって、一番は自分の心が許される。結局、人が怖いのは、切れてしまった時に修復することができないから。
だから、相手の言動が自分の思い通りにならない時に、冷たくされたと感じて、相手から見捨てられたと感じて苦しむのである。
見捨てられることはの不安を持っている人ほど、自分の身近な人を見捨てている。結局、最後は別れると思っている。別れると思っているから大事にしない。
それでいながら、外の人には見捨てられないように気を遣う。見捨てられることが不安な癖に、身近な人と最後まで一緒にやってゆこうと思わない。
この人に対して私はあなたのことを見捨てないと教えてゆく。たとえあなたが私のことを見捨てたとしても、最後まで私はあなたと一緒にやってゆこうとする。どんなに馬鹿にされても、どんなに冷たくされても、それでも、あなたと一緒にやってゆこうとする。そんな人がいるからこそ、このような人でも、自分は見捨てられないのだと思って、自分のことを肯定的に段々と見ることができる。
大事なことは、誰かその人の為にいつまでも一緒にいたいと思って接しているかどえか。一緒にいることによって、最後は別れるという思いは薄れ、この人と最後まで一緒にいるんだなと思えるようになってゆくのです。

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