損シンデレラ(アンハッピーな人)

こんにちは上田です。
昨日の続きで、紹介された本の内容です。
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いつもアンハッピーな損シンデレラの場合
シンデレラがいつものようにほうきを持って庭へ出ると、リスがいたので、さっそく声をかけます。
ねえ、どうして私ばっかりこんなに不幸なんだろう
「たまには遊んでみれば?今度、森に遊びにくる?」
「いいわよ、そんなの。森で遊んだところで、幸せになれるわけじゃないし
するとリスはうんざり顔で、ほかの仲間のところへ行ってしまいました。そこへ今度は魔法使いが現れます。
「こんなにちは、シンデレラ。今夜、お城で舞踏会があるから連れていってあげよう」
「結構よ。どうせ着ていくものなんてないし
「大丈夫さ。馬車もドレスも全部用意してあげるよ」
でも私、人見知りだし、そういうの苦手だから
しかし魔法使いの熱心な説得で、シンデレラはようやくその気になったのでした。
「ただし、真夜中の12時で魔法は解けてしまうからね」
「え、12時までしかダメなの?
魔法使いはその言葉に不機嫌になり、ムッとしつつもシンデレラを美しいお姫様に仕立てました。しかし舞踏会の会場の扉を開けると、シンデレラはと途端に思いました。
こんなところで踊るなんて、絶対にできない。やっぱり来なきゃよかった。魔法使いのバカ~!
そこに、お城の王子がやってきました。
「お嬢さん、僕と一緒に踊ってくれませんか」
シンデレラ仕方なく手を取ります。しかしステップを踏みながら、頭の中で考えています。
どうせこんな幸せなんて、すぐに終わってしまうのよ
王子はそんな彼女を見て、呆れた顔でいいました。
「キミ、ぜんぜん楽しそうじゃないね」
そのとき、12時を知らせる鐘が。理想の彼とはこれでサヨナラ。その後シンデレラが忘れていったガラスの靴は、王子に拾われることもありませんでした。
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やっぱり思うのですが、人生、幸せになれる人は、どんどんと幸せを呼び込むし、
不幸になる人は、次から次へとやったことが裏目に出るからだと思います。
一度しかない人生だから、できれば幸せに生きてゆきたいですね。

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