心の重い人、軽い人

人生思い通りにならないことはたくさんある。
特に思い通りにならないものが人間。私たちは相手の為に頑張れば、頑張るほど、相手に思い通りになって欲しいと思うし、思い通りにならないと何で思い通りにならないんだと相手を責める心が起きる。
誰だって、他人の為に頑張れば、その相手に対して思い通りになって欲しいと思うもの。
でも、思い通りになって欲しいとどんなに思ったって、相手にも感情があるので、思い通りにならないことが多い。
この時、思い通りにならない感情をどう処理するかによって、重い人間になったり、接しやすい人間にもなる。
重い人間とは、思い通りにならない時に、相手に対して恨みを起こし、相手を心の中で責め、思い通りにならない現実に無力感を感じる人。
このような人は接していても重いし、あまり近づきたいとは思わない。
じゃあ、どうしたら接しやすい人間になるのか?
それは思い通りにならない時に、自分の中に吹き上がった感情を誰かに話して受け止めてもらうこと。
誰だって思い通りにならない時には言い知れぬ感情が吹き上がる。それを誰にも言わずため込むと、その感情は恨みになる。
恨みにならない為には、誰かに話す。そして、自分の気持ちを受け止めてもらうこと。
心の軽い人は自分の中に起きた感情を溜め込まない。湧き上がった時に受け止めてくれる人に話している。
そういう意味で、自分の気持ちを受け止めてくれる人は自分にとって大事な人。
心の軽い人はそういう人を持っている。心の健康は自分の気持ちを話しているかどうか。
そして、そんな自分の愚痴を聞いてくれる人がいるかどうかで決まる。
自分の心を軽くする為にも自分の気持ちを受け止めてくれる相手の存在は大事なので、その人のことを大事にしてゆきたいものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました