心が折れそうになりながらも続けてゆく

生きていたら、思い通りにならないことは一杯ある。その時、思い通りにならないからと言って、もういいやと投げやりになって、今までやってきたことをぶち壊そうとしてしまいたくなる。でも、この心って本当に恐ろしいなと感じます。

どんなに目の前の現実が嫌になったからと言って、それを壊したとしても、それで現実が思い通りになる訳ではない。

それどころか、ぶち壊したことによって、現実はもっと悲惨になり、その中で生きてゆくことがもっと苦しくなるだけ。

何にも良いことはない。

でも、苦しい時って、今の苦しみを何とかしたいと思うことしか頭になくて、そんなことをやったら未来どうなるかなんて見えていない。

だから、平気で自分を苦しめるようなことが出来てしまうのだと思います。

信頼を積み上げてゆくには時間がかかるが、失う時は一瞬。

崩れてしまったものを目の前にして、こんなことになるなら、あの時こうしなければ良かったと後悔しても、その過去には戻れない。

だから、目の前のことが嫌になった時は、感情のままに行動するのではなく、一呼吸置いて、こんなことをしてしまった自分の未来を考えてみるといいと思います。

そうしたら、感情のままに行動することはできなくなる。

思い通りにならなくても、今まで自分が大切にしてきたことをこれからも続けてゆきたいと思うようになる。

そうやって、何度も心が折れそうになりながらも、続けてゆくことが忍辱なんだと思いました。

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