大事なものを大事にできるから幸せになる

歳を取ると、その人が今までどんな人生を生きてきたかが如実に現れるように感じます。
幸せそうに生きている人もいれば、人生が苦しみの人もいる。みんな一生懸命生きてきた筈なのに、人生が苦しみになってしまうのはどうしてなのか?
この大きな違いはどこから生まれるのか。それは、幸せな人は共通して、自分のことを大事な存在だと思い、自分を大事にしてきた人だと思います。
生きていれば、思い通りになることもあれば、思い通りにならないこともある。幸せな人は、思い通りにならない時に、自分なんてどうにでもなれと思わずに、自分の存在が大事だから、自分も自分のまわりの人たちも大事にするように心がけてきた人。
人は、思い通りにならない時に自分のことをどう思っているか現れる。幸せな人は、みんな自分の存在を大事だと思ってきた人。大事だから、思い通りにならなくても、自分を見捨てるようなことはせず、種まきを続けてきた。
思い通りになっている時も思い通りにならない時も変わらず種まきを続けてきたからこそ、大事なものを大事にするという徳が身についている。
この世で最も大事なものは自分。その自分を大事にできる人は、思い通りにならないからと言って、物や人に当たることをしない。たとえ思い通りにならなくても、自分を大事にするように、自分の物もそばにいる人も大事にする。
自分や自分の物、そして、身の回りの人を長い間大事にしてきたからこそ、それが目に見える結果となって自分を幸せにした。
大事なものを思い通りにならないからと言って、粗末にする人が多い中、思い通りにならなくても、大事にしてゆく。その積み重ねが自分の人生を幸せなものに変えてゆくのですね。

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