素直で正直な心になることが幸せ

人を幸せにすることは善いことだ。でも、人に喜んでもらいたいと思って、頑張れば、頑張るほど、なんで自分ばかりこんなに頑張らなければならないのかと愚痴が吹き上がってくる。
この愚痴こそ、自分の心の奥底に隠れている自己愛。私たちは誰よりも自分のことを認めてあげたい、大事にしてもらいたい、愛してもらいたいと思っている。
でも、日頃はそんな心を抱えていながら、気づかない。それが他人の為に尽くすと自分ばかりどうしてこんなに頑張らなければならないのかと思う。
これが人間の正直な心。多くの人はこんな心が出た時にこんな醜い心を見たくないと抑えてしまうが、こんな心しかないものが自分なんだと気づいた人は、素直に自分のことを認めて下さいと自分の感情を出して認めてもらおうとする。
そんな人は自分をよく見せようと格好つけることはしなくなり、素直な心になってゆく。
人は素直な正直な心になれたら幸せになれる。
その為にはまず相手の幸せを念じて行動する。そして、吹き上がってきた自分の感情を大事にして、認めてもらえるように出してゆく。
そうすることによって、いつも幸せな心になってゆく。でも、どんなに他人を幸せにしていても、吹き上がってきた自分の感情を受け止めてくれる人がいなければ、心はどんどん醜くなる。
自分の感情を受け止めてくれる人が私たちが幸せになる為にどんなに大切か、でも、そんな人が世の中にはいないのですね。
なんか悲しい世の中ですね。

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