来るきっと来る

無常を否定する人ほど、心の中に罪悪を抱えた人。

そんな人は何でも自分の思い通りにならないと気が済まない。

そして、無常が知らされれば知らされるほど、余計、自分の感情が吹き上がらないように無常を否定するようになる。

無常が怖いのは、無常によって吹き上がる自分の醜い感情が怖いということ。

そして、醜い感情が吹き上がることによって、今まで自分は善人という所に立って、悪人を見下し、馬鹿にし傷つけてきたことが、刃となって自分に跳ね返ってくる。

私たちは自分は善人だと思っているから、噂話をするのが楽しい。

この人はこんな悪い所がある、この人はこんな可笑しな所があるという話が楽しくできる。

そんな話をしても自分とは関係のないことだと思っておれるから。

世界を善人と悪人に分けて、自分は善人に置いているから、悪人を否定し、馬鹿にし、傷つけてきても平気だと思ってやっている。

でも、そうやって、他人に対してやってきたこと。それが醜い感情が吹き上がってきた時、自分に返ってくる。

自分には関係ないと思って、他人を傷つけてきた人ほど、その罪悪は重く自分を苦しめるのである。

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