議論の好きな人

世の中には相手の間違いを正せば、相手は自分の言うことに従ってくれると思っている人がいる。そういう人は自分の思い通りにならないことがあると相手を責める。そして、相手が負けを認めたら、自分は正しいから、これもしなさい、あれもしなさいと自分の要求を通そうとする。でも、なんでこのような人は議論に勝ったら、相手は自分の思い通りになると思うのだろうか。議論に勝ったからと言って、相手は自分を責めなくなるだけ。自分の思いが相手に通る訳ではない。それでも議論を相手にぶつけて、相手を負かそうとする。その時、相手が悪かったごめんねと謝ったら、こころが楽になるだろうか。結局、それでも責めてくるだけ。それは勝ち負けを問題にして相手を責めてくる人は、相手に勝ちたいのではなくて、どうしようもない自分の気持ちを吐き出したいだけ。でも、相手に反撃されたら、気持ち良く自分の気持ちを吐き出すことができないから、まずは相手に勝って、自分の気持ちを吐き出そうとしている。素直になったら、もっと楽なのに。議論を問題にする人って、自分の気持ちを受け止めてくれる人に会ったことがないんだなと思いました。

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