言葉が汚くなる人とは、親に自分の存在を見てもらえなかったから。どんなに親に認めてもらいたいと思って、いろんなことをしても、親が自分に対して関心を持ってくれず、自分の存在を空気のように静かにしていたらいいと思っていたならば、その子供は親から見てもらえなかった寂しさから、自分を感じる為に自分の心を傷つける。傷つけると心が痛むから、その痛みによって自分を感じる。
でも、そうやって自分を感じる為に自分の心を傷つけてゆくと、自分の心はやがてボロボロになる。
そのボロボロの感情から、誰かを無視し、誰かを傷つけずにはおれないものが汚い言葉。
つまり、汚い言葉を吐くのは、それだけ自分の心が傷ついている証拠。自分の心が傷ついているから、他を傷つけずにはおれない。これが言葉の汚さとなって現れるのである。
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