人は他人から必要とされてこそ、頑張ろうという気持ちが起きる。
だから、誰かに必要とされること以上に幸せなことはない。
それと同じように、自分も他人のことを必要とする。誰かに必要としてもらいたいからこそ、自分も素直になって他人のことを必要とする。
幸せになりたければ、自分が他人の為に如何に頑張るかよりも、如何に自分が他人のことを必要とするか。自分の為にも相手にいて欲しいと思うか。それが大切だと思います。それがたとえ相手にとって重荷になったとしても、相手も必要とされることは嬉しいこと。
だから、素直に相手のことを必要としてゆく。
それは相手に執着して縛ることではない。縛るのは、自分の思い通りにならない時に思い通りにしようとして、自分の思いを通すから、通された人は重荷に感じて苦しくなる。
必要とするのは、ただ相手の存在が自分にとって必要だと伝えてゆくだけ。気持ちを伝えるだけ。
その上で相手が自分に対してしてくれることを快く受け取ってゆく。相手を必要としてゆくと言うのは、相手と一緒にいる時間を喜びとする。
自分がまず相手と一緒にいたいと思うこと。
それが大事。
そうすることによって、相手は私と一緒にいることを喜びと感じてくれるようになる。世の中は自分が他人の役に立とうとして頑張る人はいるが、本当に自分が相手のことを必要とする人がいない。一見、必要としているように見えても思い通りにならないと機嫌が悪くなって相手を縛っている人ばかり。如何に相手を必要とすることが難しいか知らされます。
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