相手が言うことを聞いてくれるのは当たり前ではない

正義だから、常識だからと言って、自分の考えを押し付けてくる人がいる。その人にとって自分の言ったことは常識だから、相手が言われたことに従っても当たり前。そこに感謝もなければ喜びもない。

でも、それは、どんなに自分の言ったことが常識であったとしても、自分の思いを相手に通したことには違いない。

相手からしたならば、どんなに言われたことが常識であったとしても、言われたことに従ったのは、その人のことを大事に思っているから。だから、言われたことに従ったのです。

自分の言ったことがどんなに常識であったとしても、相手がその言葉に従うことは当たり前ではない。相手が自分の言ったことに従ったのは、自分が言ったことが常識であったからではなく、自分が言ったから、相手は従ってくれた。そういう意識を持つことが大切なことだと思います。

つまり、相手にとって自分の存在が大事だと思うから従ってくれた。

そう考えると相手が自分の言ったことに従ってくれることを通して、自分って相手にとって大事にされているんだなと感じる。

自分が言ったことが常識だから、相手が従って当然と思っている人は相手がどんなに自分の言ったことに従ってくれたとしても、それは自分の言ったことが正しいから従うのは当然と思うだけで、自分は大事な存在だと思うことはない。

相手が自分の言うことに従ってくれるのは当たり前ではない。当たり前ではないと思うからこそ、相手が自分の言ったことに従ってくれることを通して、自分の存在を大事だと思うし、自分を大事にしてゆかなければならないと感じるようになる。

相手が自分の言うことを聞いてくれることは有り難いことだ。そう感じることができたら、自分の今いる環境を幸せだなと感じることもできるようになるのだと思いました。

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