恐ろしい思いが吹き上がる

自分の心が見えるようになると、自分でも恐ろしくなるようなことが頭にぽっぽっと浮かぶことが見えてくる。
今までなら、こんなことは絶対に自分はしないと思っていたことも、自分の心の中には恐ろしいと思わず、それによって相手が傷つくことになったとしても、取り返しがつかないことになったとしても、できてしまう自分が見えてくる。
如何に今まで理性的にこれは恐ろしいことだから、やってはいけないと思っていただけで、心では恐ろしいと感じてなかったということが知らされる。
恐ろしいことなのに、恐ろしいと思わない自分が恐ろしい。
だからこそ、自分は恐ろしいことでも、平気でやってしまう自分だと自覚して、そんな恐ろしいことを思わないように、逆の気持ちを起こしてゆくように努力してゆく。
他人のことを傷つけても平気な自分だからこそ、相手の心を癒やしてゆくように心がけてゆく。
心の温かい人間ではないからこそ、温かい人間ならどうするかを考えて、行動してゆく。
自分の心から起こした思いによって、自分自身が作られてゆく。今、心から起こる思いは今までの自分の生き方が生み出したもの。
それは自分の心からどんな思いが起きているか、気づくことなく垂れ流してきた結果。気付かないというのは、恐ろしいもの。どんなに心の中で恐ろしい思いを起こしてきたとしても、自覚がないから、恐ろしいと思うことなく垂れ流してきてしまった。それが今の自分を生み出した。
だからこそ、未来の自分を変える為に、今までとは違う温かい思いを起こしてゆく。今の思いが未来を生み出す。幸せになる為には今、温かい思いを起こしてゆくしかないですね。

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