幸せな人を妬むときは

よく幸せな人を見ると妬みが起きてくるという人がいる。でも、実際、起きているのは妬みではなく、愛欲。愛欲とは、自分のことを愛して欲しい、大事にして欲しい、認められたい、分かって欲しい、見捨てられたくないという心。でも、その愛欲を出しても否定されるのが怖くて、自分自身が愛欲を抑えているから、愛欲が妬みとなる。幸せな人を見て羨ましいと思うのは当たり前。
だから、自分も認めてもらいたいと動いたらいい。でも、妬みの強い人は、自分から動かずに、まわりの人が気を遣って、自分のために動いてくれることを期待している。
否定されたくないという思いが自分から動かずに相手に動いてくれることを期待する心へと変わっている。
だから、妬みのある人は、幸せそうな人を見たら、自分の気持ちを分かってくれる人に羨ましい気持ちを話したらいい。
そうやって、話をして気持ちを受け止めてもらったならば、心もすっきりする。
妬みの強い人ほど、自分の感情を抑えて我慢することが多い。我慢することよりも、自分の愛欲を満たしてあげる。
そうすれば、幸せな人を見ても、良かったねと思ってあげることができる。
自分の心に優しい人は、他人も優しくなれるのですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました