四を乗り越えることが仏教の目的

人間一度は必ず死んでゆかなければならない。でも、自分の死を真面目に考えることはしない。
それは死をそれだけ恐れているから。そして、なぜ恐れているかと言えば、私たちの魂は死を知っているからです。
死は私たちにとってあまりにも恐ろしい出来事であり、とても真正面に向き合うことができない一大事だから、死を真面目に考えることはできない。
だから、人間一度は死なないといけないと分かっていても、まだまだ死なないと思って、死を遠くに見ようとする。
この死を乗り越えること。それが仏教の目的なのです。

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