人間関係を深めるには

深い人間関係を築くには、まず供養が大事。
自分がいつも使っているものを相手から買ってもらう。そして、買ってくれたものをいつも使う。その時に私はこれは相手が買ってくれたものなんだなと思って大事に使うことが大切です。そうすると、その物が自分にとって大事なものになる。そして、その物を大事にしたいと思うように、相手のことも大事にしたいと思うようになる。
まず、深い人間関係を築く為には、相手を大事に思う気持ちが必要。そして、相手のことを大事に思うからこそ、今度は自分の我のついたものを大事にしてもらいたいと思って、相手がいつも使うものを供養する。ここで相手が自分の供養したものを大事に使ってくれる人かどうかが大事。大事に使ってくれる人ならば、相手は私のことを大事に思ってもらえるようになり、お互いに精神的なつながりが生まれる。
次に相手のことを第一に考えてあげられるようにする。私たちは自分のことしか考えてないものだからこそ、相手のことを考えて、相手が幸せになるように接する。
そうすると、相手のことを考えれば考えるほど、自分の中に、自分のことも分かってもらいたいという愛欲の心があることに気付く。この気持ちを素直に相手に伝える。つまり、自分の気持ちを受け止めてもらう。この時、受け止めてもらえないような相手ならば、受け止めてくれる相手を探し、自分の気持ちを受け止めてもらう。受け止めてもらうことで、受け止めてくれた人との関係が深まる。
そうすると、自分の愛欲がよく見えるようになる。そこで、自分にこんなにも愛欲があるからこそ、相手にも愛欲があるのだと思って、まず相手の愛欲を満たしてあげる。
そうすると、段々と自分が相手の愛欲を満たしてあげているのではなくて、相手から愛欲を満たしてもらっていることに気付く。だから、自分の愛欲を満たしてもらっている時間だから、相手と一緒にいる時間を大事にしたいと思うようになる。
そうやって、相手との時間を大事にしてゆくことで、格好つけて良く見られようとする気持ちが少なくなり、正直に接したいと思うようになる。そうやって、お互いに格好つけることはやめて正直に接することで、お互いの欠点がよく見えるようになる。この時、私が大人になって、相手から受ける指摘を真摯に受け止めることが必要です。
ここで相手が私に対して心を許していればいるほど、私のことを馬鹿にして、軽く見て、こんなことも分からないのかというように言ってくる。それを真摯に受け止めて直そうとすることが大切です。ここで直そうとしても、直らない時には、心から謝る。
自分が悪くないと思っているのに謝ることは、相手に負けたような気がして抵抗があるのは当然ですが、それでも頭を下げてゆく。そうすることで、馬鹿にされたくない、自分の方が上なんだというちっぽけなプライドが崩され、他人から馬鹿にされるかどうかということが段々問題にならなくなってくる。このようになると、自分がしがみついていた我が取れてゆき、感情で生きてゆけるようになる。感情で生きてゆけるようになると、たとえ相手が自分のことを馬鹿にして軽く扱ってきたとしても、自分のそばにいて愛欲を満たしてくれる相手がかけがえのない存在に感じられ、この人の為に生きようと思えるようになる。
そこで相手に幸せになってもらえるように自分がしてもらいことをまず相手にしてあげるようにする。
例えば、挨拶をして欲しいなら、まず挨拶をする。感謝の言葉を欲しいならば、感謝の言葉をかけてゆく。相手が自分のことを軽く見るのも、この人が子供の時、親から馬鹿にされたからであって、馬鹿にされたから、私のことを馬鹿にしているだけで、馬鹿にされたくないならば、自分がまず相手のことを大事にしてあげる。そうすることで、相手も段々と自分のことを大事にしてくれるようになる。そうやって、その人が苦しみから抜け出してくると、相手は自分に対して感謝の気持ちを持つようになる。このようにして、一つ一つ徳を身につけさせてゆくことが人間関係を深めるということです。

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