自分の身近にいる家族はいつまでも自分のそばから離れないと思っている。
だから、一緒にいる時間はかけがえのない時間なのに、仕事などのやるべきことがあると後回しにして、一緒にいる時間を大事にしない。
でも、愛する家族が癌にかかり、いつまでも一緒に過ごすことができないと分かると、途端にあとわずかしか一緒におれないのだと思って、一緒の時間を大事にしようとし始める。
でも、この世は無常の世界。いつまでも一緒におれると思っている人も突然の無常によって別れてしまうかもしれない。
そう思うと、今一緒にいる時間がかけがえのない時間であり、少しでも一緒に過ごしてゆきたいと思ってもおかしくない筈なのに、無常が来なければ、一緒に過ごせることが当たり前ではないのだと気づかない。
私は人と過ごす時間をいつもかけがえのない時間なのだと思って過ごしてゆきたい。
時間と共に人間関係が深まるように、一回一回のご縁を心に刻みつけて生きてゆきたい。
そへが私の目標です。
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