子育てで大事なこと。
それは子供のおもちゃを整理してあげること。
私は整理が大事だと他人には話をしていながら、子供のおもちゃを整理することを後回しにして、いつの間にか溜まっていました。
欲しい欲しいとせがまれて買ってゆくうちに、どんどんとおもちゃが家に溢れてゆく。このおもちゃを捨てることが親の仕事。
そうしないと家の中は出しっぱなしのおもちゃで一杯になる。この溢れかえったおもちゃを放置することによって、子供の心も穢れるだけでなく、親の心も穢れる。じゃあ、整理をする上でどんなことに心がけたらいいのか。
それはまず遊んでいないおもちゃを捨てること。
子供は飽きっぽい。どんなに欲しい欲しいと言われて買ってあげたとしても、ちょっと触るだけで、すぐに飽きて遊ばなくなる。そうやって遊ばなくなったおもちゃを捨てる。
理想は一つ買ったら一つ捨てる。
でも、それが出来ないならば、おもちゃを入れるスペースを作って、そこに入り切らなくなったおもちゃを捨ててゆく。
その時、古いおもちゃから捨てるのではなく、使わなくなったおもちゃから捨ててゆく。
それがどんなにこの間買ったばかりのおもちゃであっても、使わなくなったおもちゃは捨てる。
そうやって、使うおもちゃだけにしてゆくことによって、子供の穢れを取り除いてゆく。
仏教とは無常を知らせる教え。無常とは、いつまでもそばにいる訳ではないことを知らせること。
そうやって、使わなくなったものを捨ててゆくことで、子供は物を大事にするようになってゆく。
なぜ整理することで、物を大事にしてゆくようになるのか。
それはおもちゃの整理を続けてゆくことで、子供はいつも遊んでいるおもちゃは同じだと分かってゆくから。
それを乱暴に扱うと壊れて使えなくなったり、無くして、どこに行ったか分からなくなるから、大事にしなければならないと分かってゆく。そうやって、整理に心がけてゆくことで、子供は物を大事にしてゆく心が育まれてゆくのです。
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