正しいと思っている人ほど謝ろうとしない

自分は正しいと思って生きてきた人ほど、他人を傷つけても謝ろうとしない。自分は間違ったことをしていないと言ったり、自分だけが悪い訳ではない。相手の方がもっと悪いと言ったりする。世の中悪いことをした人が謝らなければならないという考え方を持っている人が多い。そして、そう思っている人に限って、他人を傷つけても、自分は悪くないと言い訳をして正しい所に自分を立とうとする。そんな人は悪い人が正しい人の言いなりにならなければならないと思っている。相手の言いなりになりたくないから、相手を傷つけても「ごめんなさい」と謝ることをしない。謝ったら終わりぐらいに思っている。そんな人って謝っても相手のことを許してあげられない人。相手が謝った時、こんな所もあんな所も悪いから直せと追い討ちをかける人。そして、正しい人は間違った人を思い通りにできると思っている人。それら全部自分の元へと跳ね返ってくるから、自分の間違いを認めて謝ることができない。謝るのは相手の言いなりになることではない。相手の傷ついた気持ちを癒やしてあげること。だから、相手を傷つけてしまったならば、どちらが悪いと思うことなく、傷つけた相手の心を癒やす為に謝ってあげたらいい。素直に謝ることができる人は心も楽になる。そんな人になりたいなと思いました。