阿弥陀仏の御心を伝えることが善知識の役目

自分が近づいてゆけば、相手も心を開いて近づいてくれる。

でも、その時、心がけなければならないことは、自分が正しいという所に立って、近づかないこと。

自分が正しい所に立って、相手に近づいても、相手は苦しいだけ。

決して相手の心は開くことはありません。

俺は間違ってないと思うと、自然と相手に折れて欲しいと思ってしまう。

せっかく自分が近づいても、相手に折れて欲しいと期待していたら、相手は心を開くことはない。

近づくということは、自分が折れるということ。

私は善知識という立場をしているので、どんなに自分が正しくても、また、どんなに相手が間違っていたとしても、自分が折れないといけない。

それは阿弥陀仏の本願がすべての人が相手だから。相手に阿弥陀仏の御心を伝える為に善知識がいる。

相手とのご縁を保つこと。それは相手に阿弥陀仏の御心を知ってもらうことでもある。

まず自分が近づく。そして、相手とのご縁を保ち続ける。

なかなか言うは易く行うは難いですが、阿弥陀仏の御心を伝える為に実践しなければならないなあと感じています。

阿弥陀仏の御心を伝えること。それが善知識の役目ですから。

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