こんにちは上田です。
いつも読んで頂きありがとうございます。
私たちは相手を責めるのは、自分は相手がやっているような悪いことを自分はしていないと思うからであり、もし自分が相手と同じようなことをしているのなら、泥棒が他人を泥棒扱いすることは出来ないように、他人を非難する事はできません。
しかし、私たちは自分が相手と同じような事をやっていても自分はそんな悪い人間だと認めたくないので、相手を責める事によって自分を正当化してしまうのです。
唯識から言ったならば、相手を通して見えるものは自分の阿頼耶識の中に収まっているものであり、自分が心で思っていないものは相手の姿を通して見える事はありません。
だから、真実から言えば自分はあんな酷いことはしないと思って責めてもいい事は一つもありません。
相手の言動を通して嫌な所が見えたならば、相手を責めるのではなく、他人の振り見て我が振り直せで、自分の心を反省する事が大事なのです。
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