見る方向によって心も変わる

思い通りにならない時に、思い通りにならない相手を否定して、目の前からいなくなって欲しいと思うと、自分もまわりの人から嫌われているのではないかと思って不安になる。
どんなに思い通りにならないからと言って、相手の存在を否定するものではない。
否定したら、それは自分に跳ね返ってきて、自分の存在も否定される。
このような人は、いつも心の声に恐れて不安になる。それが心の声だと思えずに、現実の人たちが自分の存在を否定しているように感じると、生きていること自体が不安に苛まれて苦しくなる。
いつも誰かが自分のことを否定しているように感じるから、無意識のうちに自分の存在を否定している人を探してしまう。
そして、自分のまわりで少しでも自分のことを好きではない人を見ると不安になって、やっぱりそうだ、自分は悪いから、みんな自分のことを嫌いになるのだと思ってしまう。
このような人は、自分の存在を否定している人ばかり気にして、自分のことを好意的に見てくれる人には目を向けない。
でも、本当は自分のことを好意的に見てくれる人を大事にしなければならない。
十人十色。自分のことを好きな人もいれば、嫌いな人もいる。でも、みんながみんな自分のことを好きになってくれる訳じゃないし、嫌いになる訳じゃない。
でも、自分がどこを向いているかによって、心は違う。自分のことを嫌いと思っているのではないかと思っている人は、世界が暗黒に包まれるし、みんな自分のことを好きだと思っている人は、ハッピーに暮らせる。どこを見るかによって、心って幸せになったり、苦しんだりする。
できれば、自分のことを好きだと言ってくれる人を見て、ハッピーに暮らしたいものですね。

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