自信をつける

よく自分はこんなに頑張っているのに、まわりの人が自分を認めてくれないと言って、嘆く人がいるが、このような人はなぜ他人からの評価がそんなに気になるのか?
それは自分に価値があると思えないから。だから、自分に価値があると思いたくて、他人から認められたいと思って動く。
でも、どんなに他人から認められたとしても、誰よりも自分の価値を認めていないのは自分だから、どんなに他人から認められても自分は価値のある人間だと思えない。
それどころか、自分よりも能力も感覚も低い人が評価されているのを見て、自分はどうして評価されないのだと思って、自分には価値がないのだと思ってしまう。
では、どうしたら自分に価値があると思えるのだろうか。
それは、自分が決めたことを続けてゆくこと。
具体的には、例えば自分の部屋を毎晩、綺麗に片付けることをしてみる。それを続けてゆく。
始めは面倒臭いと思うことも続けてゆくと習慣になる。
どんなに忙しい時も部屋を片付けてゆくことによって、自分には世界を変える力があると思えるようになる。ここで世界とは自分の生み出した世界。自分がコントロールできる所を自分の力で綺麗に保つこと。
そうすることで、自分は他人を変えることはできなくても、自分と自分の世界を変えることができるようになると思えるようになる。
これが自分の自信となって、他人の評価にとらわれない人間となる。
自分に自信をつけたいと思ったら、大きなことをしなくていい。まず自分の身近なところから変えてゆく。そして、それを続けてゆくだけ。
まさに継続は力なりですね。

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