畜生の世界

人間として一番大切なものは人間の心。この人間の心を失ったならば、まわりの人を人として見なくなる。だから、その相手を利用してお金を儲けようと思ったり、自分がのし上がっては上に立とうと思ってしまう。

でも、そうやって人を利用してお金を手にしたとしても、人を人として見なかった報いによって、まわりの人から人として見てもらえないように感じる。

その人の心にはまわりの人は自分のことをどんなものを身につけているか、どんな立場か、どれだけお金を稼いでいるかで、その人の価値が決まるように映る。

だから、人の心を失った人はブランド品が欲しくなる。ブランド品で着飾らなければ、自分のことを見てくれないのではないかと不安なのである。その為、お金をどれだけ手に入れても、すぐに使ってしまう。人の目を自分に向けさせる為、その為だけに湯水のようにお金を使う。

だから、どれだけあってもお金が足りない。そこでお金を手に入れる為に、また人を食い物にしてお金を手に入れようとする。そうやって、果てしなくお金を求め、お金を使う。これが人の心を失った畜生の世界なのである。

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