深い人間関係って何だろう

深い人間関係とはどういうものなのだろうか?
私たちは日々色々な人と付き合っている。でも、その人たちと何回会ったとしても、人間関係が深まってゆく訳ではない。
寂しい時に一緒にいたとしても、何かあったら、その人との人間関係が切れてしまう関係が私たちの人間関係。
いつも会っている筈なのに、この人と一緒に過ごしている時間を大事にしようとはせず、何となく過ごしてしまっている。
こっちから切るつもりはなくても、何かあったら縁が疎遠になってしまう関係。それが私たちの関係。
深い人間関係とは、まず自分がその人と一緒にいる時間を大事にすること。
人と人との付き合いというのは、不思議なもので、会うときはいつも当たり前のように会っているが、会わない時は、そのまま会わないままで時間が過ぎてゆく。
まず自分が会おうとしなければ、何もしないままで、時が流れてしまう。
そういう意味で、私は人との時間を進んで求めている方ではない。
でも、そうやって何気なく時間を過ごしている間に時が瞬く間に流れて、結局、この人と過ごした時間は何だったのかとなってしまうのが、恐ろしい。
人間関係を深めてゆくとは、まず自分が人と会ってゆくこと。自分が相手に合わせて、なるべく一緒に時間を過ごしてゆくこと。
そして、一緒にいる人のことを少しでも深く知ること。その為には、相手がやっていることを自分も一緒にやってゆく。
その点、子供は有り難い。いつも一緒にやろう、一緒にやろうと声をかけてくる。
子供は子供なりに、自分を寂しくさせないように声をかけている。
だから、子供と一緒に過ごしている時間は関係が深まってゆくように感じる。
それと同じように、他の人とも時間と共に関係が深まってゆくような時間の過ごし方がしたい。そうしないと人生は何も残らないまま、一生が終わってしまうように感じる。

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