欲に流れることができなくなると見えてしまう。

阿弥陀仏の光明は大宇宙に降り注いでいる。だから、大宇宙どこへ行っても、阿弥陀仏の光明に照らされていない人はいない。

じゃあ、阿弥陀仏の光明に照らされると何が見えるか。それは私たちの本心とも言える下の心が見える。

多くの人はこの下の心の存在が分からない為に、下の心を放置する。

その為に下の心は寂しさにうち震えている。

だから、私たちはその寂しい心を見たくないから、欲に流れて誤魔化す。

多くの人たちが時間があると欲に流れるのは、欲に流れている間は下の心を見なくて済むから、でも、欲に流れることができなくなると、今まで誤魔化してきた下の心が見えてしまう。

それは得体の知れない不安が吹き上がるようなもの。

だから、みんな下の心を見ないように、いつも欲に流れる。

そして、下の心の存在を知らないまま、死んでゆく。

しかし、そこで強制的に下の心を見せられ、苦しまなければならない。

本当に人生でしなければならないこと。

それは下の心を癒やし育む為に生きることなのですね。