我慢は自分の心に嘘をついている

自分が我慢していると相手にも我慢を強いる。
例えば、好きなだけお金を使って、物を買っている人がいると、そんなお金を使わずに物を大事にしたらいいのにと言う。
でも、それは本当は物を大事にしたらいいと思っているのではなくて、物を好きなように買っている人が羨ましいだけ。
でも、そうやって、自分の気持ちを我慢して相手に伝えても、相手の心には届かない。
それは相手を責める心があるから。本当に物を大事にしたいと思っていたら、物を大事にしていない相手に対して責める心は起きてこない。
心の底から、物を大事にした方がいいのに、と思っているので、自分の言うことを聞かなくても、「そうか、勿体ないなあ」と思うだけで、相手を責める心は起きて来ない。
だから、相手にも伝わるのです。
自分の心に我慢をしても、何も良いことはないですね。

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