私たちは誰しも自分の中に悪を抱えている。そして、その悪を隠しながら、そんな悪いものは存在してはならないのだと思っている。
そうやって、自分の中で悪が見えると、こんな悪い人間は駄目だと自分を責めて、責めることで悪を無くそうとする。
でも、自分の中に悪とは業だから、どんなに責めても悪は消えることはない。
だから、悪を排除しようとする心がある限り、自分の中で悪が見える度ごとに責めることになる。
悪は責めても消えない。こんな悪があるものだけど仕方ないと許してあげるしかない。
そうやって、自分の悪が許せるようになると心も楽になる。
そんな人が極楽にも往生できるのです。
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