思い通りにならない相手を許すには

よく相手が自分の思い通りにならないだけで、自分のことを馬鹿にされているように感じる人がいる。
でも、それは相手が自分のことを馬鹿にしたから、馬鹿にされたと感じるのではなく、自分が自分の存在を馬鹿にしているから、ちょっとした縁で馬鹿にされているように感じる。
馬鹿にされるとは、自分がここに存在しているのに、存在していないように感じること。
多くの場合、自分がここに存在しているのに、相手が自分の存在を意識して、自分の望むように動いてくれない時に、その人は馬鹿にされているように感じる。
でも、それは相手は思い通りに動いてくれないだけで、自分の存在を馬鹿にしている訳ではない。
それでも馬鹿にされているように感じるのは、色々と思うことがあっても、それを言うことは正義に反するから、言ってはならないと我慢しているから。
このように自分の感情を無視することは自分自身を馬鹿にしている行為。
自分の中で思うことがあったならば、言い方に気をつけて言わなければならない。その時、思った相手に直接言えないことがあったならば、思っていることを我慢するのではなく、分かってくれる相手に自分の気持ちを吐く。それが自分の感情を大事にするということ。決して自分の感情を押さえ込んで闇の中に葬り去ることはしてはいけない。
まずは自分が自分の感情に対して大事にしてゆく。それが相手が思い通りにならなくても許してゆく方法なんだと思いました。

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