こんにちは、上田です。
読んで頂き有難うございます。
仏教では地獄の罪人が鬼によって苦しめられている姿が
説かれている。
そこで罪人が鬼に対して
“自分がこんなに苦しい思いをしているのに、どうしてお前は
楽しそうなんだ”と聞くと、
鬼は“かつて、お前も同じことをしていただろう。
その時の報いを今受けているだけだ”と答えたという。
その時は罪の報いとは恐ろしいものだと思ったが、
最近、ここにでてくる鬼とは誰のことだろうと思いました。
苦しんでいる人を見てかわいそうだと思うのは人情だと思います。
でも、その人が間違ったことや悪いことをして苦しんでいたらどうでしょうか?
きっと私たちはその人に対して、過去の罪の報いで苦しんでいるのだから、
反省しなさい
とその人に対して冷ややかに思う気持ちはないでしょうか?
自分は正しいという所に立っている人ほど、間違ったことをして
苦しんでいる人に対して冷たい。これを智慧だと言う人もいるけど、
実は、その心が鬼なんだなと感じました。
世の中には自分は優しいと思っている鬼がたくさんいると思いました。
今日はパパにお客さんが来たので、お菓子を食べながらはりきるあかりでした。
コメント
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先生の言葉にいつも救われてます。
「世の中には自分は優しいと思っている鬼がたくさんいる。」
本当にそうですね。
ちなみに私は、自分はどちらかというと地獄の罪人
みたいな気持ちで毎日過ごしてました。
正義感という名の金棒を振りかざして私を叩きのめす
人間が身近にいたからです。
それは長い時間続きました。
私にとっての地獄の鬼。
それはかつての友人でした。
彼女もまた、自分の事を良識ある人間だと思っている。
彼女がこのお話を読んだら,何を感じるだろう。
そんな事を考えました。