一杯泣いて一杯支えてもらう

子供がよく恥ずかしいから、やりたくないと言う。この恥ずかしいというのはどういう心なのか。恥ずかしいという心は自分の思い通りにならないことが起きて、感情が乱れた時、この乱れた感情をどう処理したらいいか分からず、どうしよう、どうしようとなってしまうからだと思います。感情が乱れた時は支えてもらうしかない。そばに誰かがいて、自分のことを見守ってもらう。温かく抱きしめてもらって、よしよしとしてもらう。そうやって、思い切り泣く。そうすることで心が強くなり、嫌なことでも向かってゆけるのだと思います。不思議なもので、支えてもらえる人に出会うと、ちょっとしたことでも感情が崩れて泣きたくなる。今まで泣かないように我慢していた分だけ、この人になら泣いてもいいとなると我慢できなくなり、ちょっとした縁でも泣いてしまう。そういう時は一杯泣いたらいい。泣くことで心がすっきりする。一杯泣いて、一杯支えてもらう。そういうことをしてもらった人は幸せな人生を生きてゆける。そう思わずにはおれません。

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