まず自分が仏教に触れてゆく。

自分は布教使として、半人前だから、仏教を聞いてくれる人が満足するような説法ができるように努力してゆかなければならない。

その為に仏法に常に触れてゆく。仏法は素晴らしい教え。そして、素晴らしい教えだからこそ、その素晴らしい教えを一人でも多くの方に聞いてもらいたいと思う。

だから、聞いてくれる人がいたならば、有り難いことだと思って、説く側が頭を下げる。

仏法聞き難しという中、よく聞いてくれた有り難い。まさに仏法を聞いてくれる人は、仏の子。そうやって、まず自分が頭を下げてゆかなければならないと思う。

それはすべて仏法が尊いから。この尊い教えを伝えること。そして、自分が死んでも、その教えが残ってゆくことが私の使命。

その為に私自身が一番仏法に触れてゆかなければならないと思う。

仏法に触れてこそ、仏法の素晴らしさが知らされる。

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