責めるのは仕方のないこと

責める人に言いたい。
責めたことで他人から嫌われるのではないかと思わないで欲しい。
確かに責めれば、自分は嫌われているのではないかと思って、責めた人に近づきたくない。
でも、そうやって近づかないことで、余計、相手に対して不信感が起きてくる。
そして、本当は自分が近づかないだけなのに、相手がまるで自分を避けているように感じて、相手のちょっとした言動によって、また、心が傷つき、相手を責めてしまう。
こうやって負の連鎖がいつまでも続く。
やがて相手は本当に自分の所に近づきたくないと思ってしまい、自分の元から離れてゆき、孤独になってしまう。
人を責めるのは、相手が悪いのではなくて、自分の中に溜まった感情を吐き出したいから。
だから、責める。
もし、自分の中に感情が溜まっていなかったとしたら、相手を責めることもないし、相手の言動が気になることもない。
責めるのは、それによって自分の感情を吐き出したいから。
だから、責めている相手は自分の感情を受け取ってもらっている相手。
こんな相手がいるから腹が立つのではなくて、この人がいるから、自分の心が楽になっていると思わなければならない。
でも、そう思えないのは、責めた後、自分を責めているから。
責めてしまうのは仕方ない。
そう思って自分を許してゆくこと。それが大切なことなのですね。

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