片付けることが出来ない。

こんにちは上田です。
日常、当たり前に使っている言葉で、何の為？と
聞かれて、答えられないものがよくありますね。
その１つに片付けるということがあります。
私たちは、当たり前のように使ったら片付けなさいと言われて、
育てられましたが、大人になって、ふと、なぜ片付けなければ
ならないのだろうかと思って、分からないことがありました。
子どもは、“どうして片付けなくちゃいけないの？”
と聞きます。
その時、親として、この為に片付けなくちゃいけないんだよって言えないんです。
だから、“片付けなくちゃいけないから、片付けなさい！”って怒って答える。
それって親も分かっていないんですね。だから、子どもはいつまで経っても片付ける
ということが身につかないんです。
本当は、なぜ片付けなくてはいけないかって言ったら、次に使うときに、困るからです。
当たり前のことなんですけど分からない。
だって、片付けなくても困らないから。
ペンを片付けなければ、次使うときに、どこ置いたら分からなくて困るはずなんだけど、
困らないように多めにペンを買ってある。
食器だって片付けなくても、他の食器がある。服だってそう。おもちゃだって、
お菓子だって、たくさんあるから、片付けなくたって困らないんです。
だから、片付けること１つ、いつまで経っても身につかないんだなって思います。
経済的に豊かになったことは、確かに幸せですが、当たり前のことが当たり前に
出来なくなったことを思うと不幸になったと言えるのかもしれません。

かんぎとこうだいとあかり。
みんなで公園にきました。
あかりは泥んこになって遊んだよ。