慈光はるかにかふらしめ

慈光はるかにかふらしめ ひかりのいたるところには 法喜をうとぞのべたまう 大安慰を帰命せよ
阿弥陀仏の慈しみの光は遠くから、私の心に寄り添い、いつも見守って下さっている。
阿弥陀仏の歓喜光は怒りの心を癒やし安らぎを与えて下さる。怒りを起こすと、離れて欲しくないのに、近くにいると鬱陶しくて、怒りをぶつけてしまう。そんな時には、少し離れた所から、私を見守り続けてくれることが大事。
だから、阿弥陀仏は怒りを起こした私を離れた所から慈しみの光を照らし、私の心を癒やして下さる。
また、阿弥陀仏に救われてない人でも、説法を受けると、阿弥陀仏は遠くから私のことをいつも見守って下さっていると感じて、自分は一人じゃないんだと感じさせてくれる。
怒りはこんな私はみんなが嫌で離れてゆくという思いから起きる。たから、こんな私でも嫌がらずに、それでいて、そばでちょっかいを出すのではなく、見守ってくれることを望む。
その私の望みを叶えて下さるのが阿弥陀仏。だから、私はこんな私でも暖かく見守ってくれるのだと感じて、説法を聞くと法喜が起きる。
そんな私の心を癒やし安らかな思いにしてくれるのが阿弥陀仏だから、心から頭を下げ、帰命せずにはおれないのだということです。

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