慈を修めると貪りの心を断ち

こんにちは、上田です。
読んで頂き有難うございます。
今回は前回紹介した仏教聖典の内容の説明をします。
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慈を修めると貪りの心を断ち
貪りとは“自分、自分”と自分の欲望を優先する心です。
自分の欲望を優先する人は、その為にまわりの人が傷ついたり
不快な思いになっていることに気づきません。
そして、自分の欲望を貪って、気持ちよくなっている間に、
まわりの人たちはあきれて離れてしまい、最後は孤独に
なってゆきます。
また、貪りの心は常に不安がつきまといます。
だから、自分の欲望を優先する人ほど、実は心で激しい不安におびえ
苦しみ続けるのです。
では、どうしたら貪りの心を断つことができるのか?
それは、慈の心を起こすと貪りの心は消えます。
慈とは“自分、自分”と自分に向いていた心の向きを
“相手、相手”とまわりの人々に心を向けることです。
そして、皆さんの心で、今、どんなことを感じているのか、
喜んでいるのか?悲しんでいるのか?
自分の受け取り方とのズレを感じ、
自分を忘れて、相手の心を幸せにしてあげようと努力することに
よって貪りの心は消えます。
ここで注意して頂きたいことは、どんなに皆さんの為と思って
頑張っていても、相手の心を見ずにただ自分の思いばかりを
優先して、“相手の為、相手の為”とやっていても、
貪りの心が消えるどころか、余計、増えてゆきます。
相手の心を見て感じ、行動することによって
貪りの心は消えてゆきます。
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イオンに来ました。
写真はケータイを触りたがっているところ。

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