悲を修めると瞋りの心を断ち

こんにちは、上田です。
読んで頂き有難うございます。
今回も仏教聖典の次の言葉
「悲を修めると瞋りの心を断ち」
から説明をします。
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悲を修めると瞋りの心を断ち
瞋りの心とは、人から不快な思いにされたり、
馬鹿にされたり、踏んづけられたりした時に、心にたまってゆく
相手を許せないと思う恨みの心、また、耐えられなくなって爆発する心
を言います。
この心は、自分を傷つけ、他人を傷つけ、今まで築き上げてきた
人からの信用を一気に焼き払う恐ろしい心です。
この心を断ち切るには、悲を修めることが大切です。
悲とは、“自分、自分”と“自分”に向いていた心を
相手の苦しみに向けてあげることです。
相手の苦しみに心を向けると、みんな色々なことで苦しんでいるんだな~
と知らされます。もちろん、自分も苦しんでいますが、
苦しんでいるのは、自分だけじゃなない。いや、自分以上に苦しんでいる人が
世の中にはたくさんあると分かってきます。
そこから、その人たちの苦しみを抜いてあげたいと思う心が
悲であり、それは私の瞋りの苦しみを抜いてくれます。
猫観察中
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