怒りは寂しさから生まれる

相手が自分に対して怒りを向けている時は、心の中で、この人は自分のことを見捨てないと思うからこそ怒りを向ける。
でも、どこかで自分のことを見捨ててくるのではないか。こんな怒りを起こす自分のことが嫌いで、自分から離れてしまうのではないかと疑っている。
こんな怒りを起こす自分でも見捨てないで欲しい。この気持ちを受け止めて欲しいと思って怒りをぶつけてくる。
だから、怒りをぶつけられた人は、その人のことが大事ならば、最後まで付き合ってあげることが大切です。
最後まで付き合ってあげることで、相手はこんな自分でも見捨てられないという安心感が育まれてゆく。
やがて、見捨てられるのではないかと不安になって感情的になることも無くなってゆきます。
怒りは寂しさから生まれる。その寂しさを癒やしてあげたならば、どんな人も感情的に怒ることから離れてゆくのですね。

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