寂しさの輪から離れられない

まわりの人を自分の常識に当てはめて、思い通りにしようとする人は、自分の思い通りにならない時には腹を立てて相手を責めるし、だからと言って、独りになると寂しくなる。
それは思い通りにしたいということは、相手の存在を否定しているから。
相手を否定すれば、自分も否定されているように感じて苦しくなる。これが寂しさの原因。
そして、寂しくなると、自分の存在を無視されたくないと思うようになり、相手を責めてでも、自分の思いを通すようになる。
その為、思い通りにしたらしたで、寂しくなるし、寂しいから思いを通す。ぐるぐると同じことを繰り返し、寂しさの輪から離れることができない。
人生思い通りにならないくらいがちょうどいい。
思い通りにならないから、相手の存在を見るようになるし、相手の存在を見るから、それが跳ね返って、自分の存在も見てもらえているように感じる。
相手の存在を無視しないようにすることが、回り回って、自分の存在も見てもらえているように感じるのですね。

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