寂しい時ほど自ら動く

寂しい人ほど、声をかけてもらえることを期待する。
でも、どんなに声をかけてもらって、その時は寂しさが紛れたとしても、相手の目が自分から離れた瞬間に寂しくなる。
結局、寂しいからと言って、声をかけてもらったとしても、寂しさは解消しない。
では、寂しい時はどうしたらいいか?
寂しい時は声をかけてもらうのではなく、自分から声をかけること。
呼べば呼ぶ呼ばねば呼ばぬ山彦ぞという歌もあるように、自分から声をかけてゆけば、声をかけてもらえるようになる。
声をかけてもらうことを期待している人は、寂しいという自分の感情に対して、他人が動いてくれて当然だと思っている。
そういう人は、寂しいという自分の感情に対して自分から動いていない。だから、どんなに相手が動いてくれたとしても、一回でも自分が望んだように動いてくれなければ、寂しい心に対して自分も含めて誰も動いてくれないので心が寂しくなる。
寂しいのは自分の感情だから、自分から動く。これが仏教。
自分から動くから、今がどんなに寂しくても、自分が動いて寂しさを解消できるから、寂しくない。
寂しい時こそ、自分の感情の為に自分から動く。
それが寂しさを解消する一番いい方法なのですね。

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