孤独になりたくなければ

孤独になりたくないならば、自分に与えられたご縁がどんなに思い通りにならないことであっても、受け入れてゆく。

思い通りにならないこととは、思い通りにならない相手。その相手に対し、自分の正義を押し付けて、思いを通すのではなく、相手の存在を受け入れてゆく。

この受け入れるというのが難しい。

それは私たちは自分の心で起きた問題を自分で処理しようとはせずに、他人に何とかしてもらおうとするから。

これが他人が悪いという感情。

私たちは他人が悪いと思う時は、自分の中で起きた感情の問題を他人のせいにして、あなたがこんなことさえしなかったならば、私はこんな気持ちにはならなかったと他人に自分の問題を押し付けようとしている時。

でも、自分の問題を他人に押し付けたって、他人が何とかしてくれる訳ではない。そうやって、他人のせいだと他人を責めている間に相手は離れてゆくだけ。

結局、私は孤独になっている。

一人になりたくなかったならば、色々とまわりで思い通りにならないことが起きているけれど、そこで吹き上がる自分の感情に対して、我慢して無理に押さえつけることもせず、向き合って、どうして自分はこんな感情になってしまったのか考えてあげる。

そうやって、自分の心に目を向けることによって、自分の感情の問題を自分で処理できるようになる。

そうしたら、他人のせいにして、他人を責めて、他人が離れてゆくことも無くなる。

孤独になりたくなければ、自分の感情の問題を自分で処理できるようにならなくてはなりませんね。

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