孤独にさせるのは他人てまはなく自分

一人でいると寂しいという気持ち。それは心に潤いのある間しか感じることはできない。心が渇いてくると寂しいと感じることもなくなり、とにかく時間を欲で埋めようとする。それが正気を失うということ。正気を失うと自分の感情も他人の感情も見えなくなる。そして、たとえ自分の感情や他人の感情を傷つけたとしても、自分の思いを優先するようになる。その思いとは楽になりたい。楽になるとは、まわりの人が自分の思い通りに動いてくれること。または、思い通りにならない人ならいらないと一人になること。でも、どんなにまわりの人が自分の思い通りになったとしても、相手を見ることはない。ひたすら自分の思いを通してゆくだけ。そうやって、今日また今日と過ごしてゆく。そんな人の心の中の時は止まっている。時が過ぎているのに、時が過ぎていると感じることはない。ただ自分の思いを通して生きてゆくだけ。そうしてゆくうちに、まわりの人は自分に期待することなく離れてゆく。そばにいても心は離れてゆく。結局、自分を孤独にさせるものは他人ではない、自分。他人を無視するという自分の行いが自分を孤独にしてゆく。恐ろしいことだなと思いました。

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