大切な時間

こんにちは上田です。
いつも読んで頂きありがとうございます。
その人との時間を大切に過ごしたいと思ったなら、その時間が当たり前じゃないと感じていなければなりません。
また自分を犠牲にして相手に尽くしたり、自分が上に立って思い通りにするのではなく、お互いの存在を認め合い、互いの思いや意見を尊重し合うことが大切です。
つまり、時間を大切に過ごそうと思ったならば、自分だけが楽しんでも、相手の為に自分が犠牲になっても駄目で、どうしてもお互いの気持ちを大切にしようとする努力が必要になるのです。
そしてどれだけその時間が素晴らしいものになるかは、互いに相手を思い合い、いかに与え合ったか、その心遣いの総和で決まります。
たとえどちらかが子供のようにワガママであっても、もう一方が相手を信じ思いやることのできる大人であれば、その二人が過ごした時間はとてもいいものになるでしょう。なぜなら大人になってくれる人が気持ち良く相手のワガママに付き合ってくれるから、合わせて貰った方は心から楽しむことが出来るし、そうして喜んでいる姿を見て、大人になってあげた方もまた楽しむ事ができるからです。
また、子供のようにワガママな人も自分を受け入れてもらうことによって、心に余裕が生まれます。客観的に自分を見つめることができるようになり、少しずつだけど自分の愚かさに気付き反省することができるようになるのです。そして、自分の心が少しだけど大人に近付いてゆくと、こんな自分に付き合ってもらえたんだと感謝の心が溢れてきます。
また、時間を大切に過ごすことで心から安心する事ができ、お互いの心の距離が近くなり、親近感が増します。そして、この人は自分にとって大事な人であり、この人を離してはいけないと思うようになります。
こうして人間関係を築き上げていくのです。
このような経験を積み重ね、深い人間関係となった人とは一生切っても切れない信頼関係で結ばれ、また生まれ変わっても切れることのない深い絆で結ばれることができます。絆は宝です。この宝はこの世のどんな宝よりも価値のある宝であり、その宝を手にした人は大きな安心感が得られるのです。
その関係は恩師と生徒であったり、友人や仲間であったり様々です。ただ、近くにいすぎて存在が当たり前になっている夫婦間や親子間では、残念なことになかなか良き時間というものを過ごせなかったりします。
いつまでも一緒におれると思っていると、本当に大切なものを大切にすることができないまま、サヨナラする日がきてしまうことになるのです…

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