信とは、

こんにちは上田です。
いつも読んで頂きありがとうございます。
『信とは』
信とは、因果の道理を信じること。
それによって、自分にとって都合の悪い現実を怒りを起こして否定したり、欲を起こして誤魔化したとしても意味がないと知り、自分の心を見つめ、反省し、正してゆく。
では、何故、私たちは都合の悪い現実を否定したり、誤魔化してしまうのだろうか？それは現実を受け入れると理想の自分のイメージである我が否定され、崩されるから。
私たちは自分とは我だと思っている。
だから、我が崩されると自分は何者か分からなくなる。
その為、我以外に自分が出来ないと都合の悪い現実を受け入れることは出来ない。
では、どうしたら、本当の自分ができるのでしょうか？その為には、責められない環境を与えてあげる必要がある。
私たちが我に執着するのは自分の心を守る為。だから、責められる環境で育った人ほど我が強く、柔軟に物事を考えることが出来ない。
だから、心を育ててあげる為には、責められない環境を相手に与えてあげなけれはならない。
人間は責められない環境にいてこそ、本当の自分を外に出すことができるし、色々な経験を通して心を育ててゆくことができるのです。