他人に厳しい人は、自分の感情にも無慈悲な人

他人に対する態度は自分の感情に対する態度と同じ。思い通りにならない時に相手を否定する人は、自分の感情が思い通りにならない時に否定すれば思い通りになると思っているから。世の中、自分の思い通りにならない時に相手を否定する人が多い。でも、そうやって否定して一時的に思いが通ったとしても、否定された感情はカタツムリのように奥に引っ込むだけで、成長することはない。確かに自分の感情を否定すれば、感情が奥に引っ込んでちょっとのことでは傷つかないような強い人間になれたように感じる。でも、それは感情を無視した人間になるだけで、思い通りにならないことが耐えられず否定すれば、思いが通ると思う無慈悲な人間になるだけである。
それは同時に自分の感情に対しても無慈悲な人間でもある。
感情を育てなければいつまでも感情は弱いまま、思い通りにならないことも待って待って待ってあげることが自分にも他人にも優しい人になれるのですね。

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