世界を白と黒で見ている

私たちは、安心する為に相手を否定する。それは白黒で物事を判断している為に、相手が黒になれば自分が白になるから。でも、そうやって他人を否定した報いによって、否定されるのではないかと不安になる。だから、いつまでも正しい所に立って、自分を白でいたいと思う。でも、そうやって、自分が白になる為に相手を黒にすると、今度は何かのことで自分が間違っていると感じた時、不安になる。この不安とは自分が相手を否定した報いによって、今度は自分が否定されているように感じて不安になっているだけ。自分が蒔いた種まきが自分に跳ね返ってきている。私たちは、安心したいから、相手を否定する。それは世界を白と黒で見ているから。だから、相手が黒になれば自分が白になる。その為、安心しようとしたとき、自動的に相手を否定する。でも、相手を否定して、その時は安心しても、やっぱり自分の間違いが見えると自分の存在を否定されているように感じて不安になる。

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